ヒカルの碁 [囲碁]
デスノートは今週もさっぱりでした。ということで同じ人が絵を書いているヒカルの碁の話。
耳鼻科になぜかおいてあって、ちょっと読んでしまった。10~12巻まで病院で読んで、続きが気になったので残り全部を兄貴に借りて一気に読んでしまった。
当時ジャンプで読んでいたが、なかなかよくまとまっている。台詞が泣かせる。
「遠い過去と遠い未来をつなげるために そのためにオレはいるんだ」byヒカル
とかはいい。それ以外にも、日本碁界の将来を心配していたり、希望をもっていたり、と作者(&全面バックアップの日本棋院)の強いメッセージを感じる。
息子は将来有望ですよ、と師匠にいわれた清春のお父さんの台詞
「では、囲碁界の将来はどうなんです 私は私の周りで碁を打てる者を本の数人しか知りません
清春にいたっては今までに友達に碁が打てる子は1人もいませんでした
そんな現状では囲碁のプロ組織もあやうくなっていくのではないですか?」
囲碁界も大手合廃止など、改革を進めつつある。ただ、加藤理事長死去やヒカ碁ブームの沈静化?で今後も安定とは言いがたいだろう。いち、囲碁ファンとしてはもうちょっと国際棋戦で頑張ってもらう&ヒカ碁世代の台頭で人気復活、となって欲しい。
しかし、囲碁ブームの再燃にヒカ碁は間違いなく貢献したと思う。単独に漫画としても面白い。囲碁将棋漫画としては、月下の騎士も有名だが、あれはどっちかというと「ナキの竜」と同じ劇画ワールドのいわゆる飛び道具で、こっちは正統派、という感じがする。
ヒカ碁の続編みたいなのが作れればまた囲碁ブームもおきるかもしれないが、難しいだろうなあ。
ちなみに、私は就職活動時の集○社の採用試験で、「囲碁漫画をつくりたい!」と語ったら鼻で笑われて落とされた。しかし、その数年後にヒカ碁を出しやがって・・・。ヒカ碁は俺のおかげ?とか思ってみるが、きっと関係ない。
ヒカ碁は、全巻いっきによみました。なかなかよくできています。おもしろかった。「こりゃ誰だ?」というキャラが多かったです。
けど、あんなに早く上達するものかねえ?
by 南海ファン@復職しました (2006-04-11 22:48)
>南海ファンさん おひさしぶりです。仕事ではあまり無理なさらないように。倉田プロはMプロが多少なりともモデルでは?と思います。あとは、よーわかりませんな。緒方プロは石倉先生?
by ごんた (2006-04-15 07:52)