ここがへんだよ相撲協会 [ごんたの主張]
大麻でまた力士が逮捕され、その処分が甘いだ、甘くないだのワイドショーで引っ張りだこの相撲協会。やくみつるも大忙し。
しかし、そもそも大麻やその検査方法、処分とか以前によく分からん点が多々ある。
※私は相撲にあまり詳しくないので事実誤認等あればご指摘ください
まず1つ目。
負けが混んで来たときの休場。なんか、横綱とか立場のある人だと負けが混むと医師の診断書出して休場するのが暗黙のルールらしい。初場所でも、なかなか休場しなかった力士が親方の説得で休場したケースもあったと記憶している。(琴光喜?)
まあ、負けが混む=体調が万全でない、ということで休場も説明がつきそうだが、こういう休場には仮病では?とか誰も文句を言わないのがおかしい。というか、むしろこういうのは仮病でもなんでも休むのが土俵を汚さない、的な発想があるように思う。
これは、外国人力士とかは納得できているのだろうか?そもそも、朝青龍が仮病でモンゴルでサッカーをしていたのが昔大バッシングにあったが、こういう仮病と本質的な違いがあるのだろうか?
私は、ファンのために怪我を押しても出場する、という選択肢はあってもいいし、負けが混んだから休場、というのはいかにも覚悟が中途半端。一旦出たならファンサービスのために最後まで出続けて欲しいし、それができないのであれば、初めから休場すべきでは、と思う。
2つ目。朝青龍が毎度毎度叩かれているが、叩かれる度に思うのが、相撲協会が親方に指導して、朝青龍には何も言わないこと。
親方制度があるから、というのはわかるが、仮にも横綱であり、新弟子ではない。なんでもかんでも親方経由では、隔靴掻痒の感が否めない。「横綱の品格」とかいうのであれば、横綱に対して直接文句があれば、直接指導せんかい。
相撲は国技であり、守るべき伝統があるのは百も承知しているが、外国人力士が台頭してきている現実も踏まえ、見直すべき点は見直すべきである。ちょうど、現在公益法人制度改革がスタートしており、現在の相撲協会では「公益性なし」として認定を受けられない可能性もあると思う。これをよい機会に、ゼロベースで組織体制やルールの抜本的見直しを、と期待するが、年金制度や政治と一緒で、きっと小手先の対応しかしないんだろうな。
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